2016年 10月 01日
再び 夢を叶える
部屋は完成したけれど
そもそも
おば部屋の増築が決まったのは 2年前の事
足の悪くなったウェンディの為だった
あれから2年経った今年春頃
大工のOさんに 「来月着工出来るけど どうする?」
と 聞かれた
でもウェンディは もういない
けれど 迷わずお願いした
それは 備えの為
5年前 最愛のバースデーを見送って以来
ずっと祈り続けた
時に N牧師と共に
N牧師は「バースデーちゃんのような存在の仔を与えて下さい」と
おばは 「バースデーを もう一度与えて下さい」と
どのように祈るのが正しいのか
おばには 分からない でも 間違っているのなら
必ず正しく導いて下さる
だから ずーーーっと祈り続けた
「バースデーを 与えて下さい」と
そして ただ信じて疑わなかったから
いつ与えられても良いように
備え続けた5年間だった
フェンスは Nさんが仕上げてくれ
段差は おばが均して無くし
生涯充分に養っていけるよう転職もして
祈り続けた
そして
増築の基礎工事が始まった頃
もう 繁殖はしないからと
断られていた犬舎で
5年間待ち続けた
バセットの仔犬が生まれた事を知らされた
「何故?」
あれほど ブリーダー業は辞めたと言っていたのに?
理由は知らないけれど
嬉しい誤算♫
でも それまでも
犬舎は少なくなったものの
バセットの仔犬は生まれていた
けれど
何かが違っていた
神様は いつ どんな風に 何処から与えて下さるのか
おばには 分からない
だから
しっかりと目を開いて耳を傾けながら
祈り続けた
その仔が 分かるように…
と
今回生まれた仔犬の母犬が
バースデーの無くなった5年前の7月27日生まれだと知った
でも
知る限り ここの犬舎のバセット達の中に
バースデーに似ている仔は 1頭もいない
過去にも いない
だから
やっぱり 祈り続けた
すると?おじが ある事に気が付いた
バースデーの母親 愛しいクララベルが召されたのが
7月7日
バセットを生んでくれた母犬の名は
「織姫」ちゃんと言うらしい
神様は いつも思いもよらないところから
願った以上のモノを与えて下さる
だから
信じて 備えの部屋の増築に励んだ
すると
5年間無気力で 何事も続かなかったおばが
3か月間
仕事と家事と増築作業の激務に倒れる事も無く
日々の疲れは 翌日には癒された
働いても 働いても
希望に胸躍らせながらの作業は
やるほどに気力が溢れてきた
そして 7月
夢見心地で 逢いに行った犬舎の中には
7頭の仔犬たち
その中に
不思議と
両親にも 兄妹にも
誰にも似ていない
バースデーにそっくりな仔犬がひとりいた
その仔犬を見た時に
5年前バースデーの火葬の時に
N牧師が取り次いで下さったメッセージを想い出した
「神様は 最良の時に与えて 最良の時に召される」
与えられる時が 来たのを静かに感じた
生後2週間で まだ眼の開かない写真を見て以来
惹かれていた仔が そうだった
正式に 決めたのが7月の事
以来 脇目も振らず
ただ 生後3か月で迎える準備に励んだけれど
予定日に間に合わなかった
けれど
デッキやフェンス部屋の収納門扉
裏の廃材の整理
バセット達のサークル…etc…
それでも
買い物に行く暇さえなかったおばに
毎日お昼ご飯買って来てくれたり
Oさんや Nさんや職場の同僚達が
間に合わせてくれた
皆さん 本当にありがとう
特に
残したいとおっしゃった仔を
快く譲って下さり
3か月間 愛情いっぱいに育てて下さった事は
仔犬たちの話しを聞いていていてよく分かった
ブリーダーのHさんに 心から感謝致します
見送りの時 あれほど愛おしそうに仔犬を見つめる人を
おばは 初めて見た
これが
5年間祈り続けて 与えられた
バースデーに容姿も性格も生き写しな
ドミニク(「神のもの」の意味)でし♪
彼が 「バースデー」なのか?
「バースデーに変わる存在」なのか?は
いつか分かる時が来る
その御心も いつか分かる時が来るから
ただ 愛しんで育てよう♪
生え揃った芝生
の上を
走り回る ドミニク♫
って??
あれっ???
後ろに 影が??
と
犬舎には もう1頭だけ
容姿も性格もウェンディに生き写しの
女の仔もいたの
「へっ・・あたち?」
ガブリエル(「神こそ我が力」の意味)
神様が もう1度与えて下さった
バセット達との日々
再び「夢を叶える」生活が始まった
願い以上の御業を成して下さる
主に
心から感謝致します